以前ソニーのブルーレイディスクレコーダーを購入しまして、パソコンから録画した番組をDLNA再生したいと思っていました。そこでWindowsのDTCP-IPに対応したDLNAクライアントソフト「sMedio TV Suite」を購入したので簡単にご紹介。
-- 購入当初は全く問題なく動作し視聴などもしっかり出来ていたのですが、その後新しくパソコンを自作し試したところ以下のようなメッセージが表示されどうにも視聴できなくなってしまいました。レコーダー(BDZ-EW1200)はサーバーリストに表示されるものの接続しようとすると以下になってしまいます。 ファイアーウォール関係のソフトをすべて停止したり、ネットワークドライバやグラフィックドライバの入れなおしと色々と試していますが未だに接続できない状態です。 パソコンの入れ替えの他に先日ブルーレイレコーダーにもファームウェアのアップデートがありましたしその影響かもしれません。現在原因は特定出来ていません。少し様子見で情報が揃うのを待ってみようと思っています。
「サーバーへの接続に失敗しました。サーバーが正しくネットワークに接続され、配信可能な状態になっていることを確認してください。」というメッセージが出て接続できません。
ちなみに、ソニーのAndroidアプリ「TV SideView」からの接続や視聴には何ら問題はありません。全く問題なく見られる環境と、全く見られない環境を体験して原因も全くわからないので現時点では他の方にちょっと勧めにくい状況にはなってしまいました。一度動いてしまえばサクサク動いて操作感も良かったのに本当に残念です!見られるようになったらまた報告しようと思います。
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sMedio TV Suite|sMedio公式ページ
http://www.smedio.co.jp/products/smedio-tvsuite/
sMedio TV Suite|Windows Store
http://apps.microsoft.com/windows/ja-jp/app/smedio-tv-suite/91406cfc-a70f-49b8-825f-694c641dc3f4
前提
ちなみにWindows8.1の標準機能のでの画面分割を使っての表示はもちろん可能です。 参考サイト:画面を左右に分割し、参照しながら編集できる|日経BPネット |
使用環境
使用にあたって私が利用したブルーレイディスクレコーダーはソニーの「BDZ-EW1200(公式)」という機種になります。ちなみにWindows7のパソコンでは「DiXiM Digital TV(公式)」というDLNAクライアントソフトを使用していますのでその比較が中心です。
※現在は「DiXiM Digital TV Plus(公式)」という高機能版が出ていると思いますが私が持っているのはPlusが無い簡易機能版です。DiXiM Digital TVシリーズの機能比較はこちらで確認出来ます。
感想
ひと通り使ってみて感じたのは基本的な機能である、「録画番組の再生」、「ライブ放送の視聴」はしっかり動作確認出来ました。前回観たところから再生できるレジューム再生にも対応しています。最初アクセスする時にレコーダーを認識しない(DLNAサーバーリストに表示されない)事が良くあるのですがそれは他のDLNAクライアントソフトや液晶テレビ内蔵のDLNAクライアント機能でも良くあるのでこのソフトの問題では無いと思います。そういった時はアンドロイドの端末の「TV SideView」アプリでアクセスしてレコーダーを起こしてやると認識するようになります。
あと、ほかの注意点としましては以下になります。
- インストールの他に別でセットアップを実行する必要がある
最初一瞬つまづいたのが、Windowsストアでのソフトのインストール とは別に、公式サイトにてセットアップファイルをダウンロードし セットアップを実行してやる必要があるので注意です。 |
- 字幕表示が出来るのは嬉しい
著作権保護の関係でスクリーンショット画面は真っ黒ですが 字幕表示が可能な点は何気に嬉しい点でした。 |
- たまに音が出ない時がある
これに関しては全く不明なのですが録画番組を再生時に最初音が出ない時がありました。再度録画リストから再生し直せばほぼ音が出るようになるので個人的には許容範囲で問題無い範囲ではあります。
※ 他のソフトでも起動し直さないと音が出ない事が良くあるので、個人的に私のパソコンの環境の問題である可能性が大きいです。(USB DACにて接続)
- 全体的に動作がスムーズ
操作レスポンスに重点を置いて開発されているようで確かにレスポンスが圧倒的とまではいいませんが反応はよく感じられました。
- 1.4倍再生はベスト
録画番組を1.4倍再生で音声を残したまま再生出来るのですがこの1.4倍という速度は変更出来ませんでした。変更できませんでしたが1.4というのが絶妙で、私はよく録音したラジオを聞くことがあるのですが1.5倍速だと早すぎて聞き取れないことが多く1.4倍速であれば大抵聞き取ることが出来るうえで時短にもなるので1.4倍速というのは絶妙かと思います。再生速度を細かく変更出来たほうが最も良いとは思いますが!
- 「BDZ-EW1200」では番組のダビング機能が使えなかった
これは購入前の私の確認不足でしたがこちらで機種毎に録画再生・ライブ放送の視聴・ダビングが使えるかどうかの確認が出来るようです。個人的にはあまり使わない機能だったので良かったのですが使う人は要確認です。
- 録画番組の削除は出来なかった
DLNAクライアントソフトで録画番組を削除出来るのかどうかはわかりませんが、「DiXiM Digital TV plus」だとここで「コンテンツの削除」という項目が○になっています。しかしWebなどで調べてみると「DiXiM Digital TV plus」でも番組の削除は出来ないといったのが見受けられました。もし技術的にもDLNAの仕様的にも可能であれば「sMedio TV Suite」でも録画番組の削除といった機能があれば便利なので対応して頂ければなとは思います。
でも現状は、レコーダーを発売しているメーカーの公式のアプリだとかソフトではないと削除までは対応してないと思ったほうがいいかもしれません。
まとめ
個人的にはDLNAクライアントソフトは安定して再生出来れば良いので特に高機能は求めておらず機能性に関しましては本ソフトで必要十分です。
そして、主要メーカーのブルーレイディスクレコーダーの対応表も用意されているので最低限の動作保証が得られるこの商品のアドバンテージはでかいと思います。
更に、何よりなのが、お値段が他のWindowsのDTCP-IPに対応したDLNAクライアントソフトに較べて安いというのがかなり大きいです。
対応OSがWindows8.1のみで、全画面での操作が基本という点さえ問題なければ非常にオススメとは思います。
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